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今週末、京都公演

  • 執筆者の写真: 藤島えり子
    藤島えり子
  • 2022年6月30日
  • 読了時間: 3分

今日は劇場入りの日で、いつもだったら私も仕込み(劇場の準備)に

行っているはずなのですが、今回はスタッフさんと若いキャストさんで

行なっていただいております…

私はお言葉に甘え、昨日の最終稽古と京都の灼熱度合いにやられている身体を休めつつ、

ホテルのロビーでこれを書いています。夕方、暑さが落ち着いた頃すこし覗きに行こう…


おかげさまで初日が明ける前から前売りチケットはほぼ完売状態。京都を代表する劇団への期待が伺え、気が引き締まります。


キャストは10代から60代?までと群像劇を描くにあたり、とても厚みのある年齢層で、共演する立場としても貴重な時間を過ごさせていただいています。とはいえ今回の作品は、海辺にあるアパートの3部屋でのお話なので3チームに分けての稽古が9割、残り1割の合同稽古でしか全員の方とお会い出来なかったのです。


公式の作品紹介↓

 

京都を拠点に活動する劇団「下鴨車窓」は演劇作品『漂着(kitchen)』を2022年7月に京都で上演します。出演者は19名、下鴨車窓としては初めての群像劇を田辺剛の新作書き下ろしによる脚本で創作します。

「漂着」という名の付いた作品を田辺や下鴨車窓はこれまでにも発表しています。航海者が遭難の危機に際して海に投げ入れた投壜通信は、どこかの海辺に漂着して誰かに読まれるときその者に宛てた手紙になる……。ある詩人が書いたエッセイでは詩がそのような投壜通信に例えられたのですが、田辺は演劇作品も同じように考えられないかと「漂着」という作品を通じて思索しています。今回はその五作目です。

物語の舞台は、小さな町の海辺に建つ古アパートです。とある夫婦が住む部屋、同じ階の部屋ではバイト仲間の飲み会が開かれ、また別の部屋に住む男は妻を亡くします。どこからか漂ってたどり着き、あるいはどこかへ去って行く人や思いを描きつつ、先の見通せない世界を生きる微かな手触りを探します。

 

とある夫婦が住む一室、バイト仲間で飲み会をする一室、妻を亡くした男の一室。



私のいるチームはバイト仲間で飲み会をする一室なので、完全にヤングチームです。

10以上歳の離れた役者さんたちと一番賑やかなシーンを担います。


後列左から、田宮ヨシノリ・神谷牡丹・福西健一朗・藤島えり子・

にさわまほ・加藤彩・西澤翼 (敬称略)


ね?笑

(本当はもう一人、名古屋から参加している越賀はなこさんもいらっしゃいます)


他のチームは不穏な感じや、一筋縄ではいかない奥行のある会話劇が繰り広げられています。

3つの部屋のお話はほとんど交わりません。でも、3つの部屋のお話として、演劇として観てみると勝手に想像力が働いて、面白い現象が起こってくると思います。

「これってこういうことなのでは…?」という憶測と妄想がはかどる面白い作品です。


前売り券は日曜の18時回が残りわずかあるのみ。

当日券も若干数用意されるようなのでぜひご検討ください。


公演情報や、キャストがどんな人なのか?気になる方は


京都は名古屋に負けじと暑いです。

お越しの皆様はくれぐれも熱中症対策をしっかりしてご来場ください。



お会いできることを楽しみにしています。







 
 
 

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