top of page
20201208-10@YAMAGUCHI_210101_152.jpg

私は物心ついたころから絵を描いていました。

セーラームーンやポケモンなど、身近なアニメの絵です。

よく褒められたので、褒められたくってたくさん絵を描きました。

親の仕事の都合で転校することが多かったのですが、

人より少し絵が上手だといじめられることはありませんでした。

高校ではデザイン科に、大学では油画科に進みました。

自分より絵の上手な人はもちろん、

自分より絵が好きな人、絵を描かないと生きられない人と出会いました。

​そして、そういう人たちの絵・作品はひと際輝くものだと痛感しました。

そのころ偶然「演技をすること」と出会いました。

自信を失いつつあった私は、自分でない人生の疑似体験にのめりこみました。

そして「人とひとつのものをつくりあげる喜び」を知りました。

支え合って、相乗することで出来上がる芸術「演劇」は

厳しくあたたかいもので、絵にすがっていた自分も、

ちょっと鼻にかかった声も、図体などのコンプレックスも

すべてを受け入れてくれる気がしました。

「こんな役者が一人くらいいても良いんじゃない?」

最近ようやくそう思えるようになってきました。

作品を観て下さる方にも、形は違うかもしれないけれど

少しでも「救い」があればと祈って、舞台に立っています。

bottom of page