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  • 執筆者の写真藤島えり子

「再生」終演しました


ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

北九州・津・長久手を巡る劇団バージョンと、各地の俳優を集めて上演する現地バージョンを上演する公演で、私は津の現地バージョンに出演しました。


オーディションにより選ばれたキャストは女性だけ。

劇団ver.より1人多い、8名での上演でした。

それぞれ京都・大阪・三重・愛知・東京からの参加で、三重ver.で良いのか?感は否めませんが、良いのです笑

エンタメ特化型情報メディア「SPICE」インタビュー写真を引用させていただきました。→【インタビュー】

上段左より私・日下七海・重実紗果・森菜摘・多田淳之介

下段左より雛野あき・谷川蒼・岡本理沙・川上珠来(敬称略)



現地ver.の稽古スタートは7月12日。

そこから10日間の稽古を経て、2ステージを駆け抜けました。


「再生」に台本はなく、構成だけがあります。

30分歌って踊って、それを3回繰り返す。

同じことを3回、舞台上で行います。


その間に変わる照明、俳優の身体(疲れや汗、着衣の乱れとか)などから、観客がなんだか勝手に意味を見出だしてしまう作品です。

全部で6曲、歌って踊りますが、曲と曲の間に談笑したり会話を交わします。

その会話に台本はなく、稽古の中で「こういう話で話してみよう」とテーマを与えられ、そのなかで俳優自身が話したことが舞台に上がっています。


正直なところ、私はこういう作り方が心底苦手でして笑

自分のエピソードに面白さも共感性もないと思ってるし、そもそも大人数の中で話すのも苦手だし、女子ばっかりのコミュニティが苦手、と前半はめちゃくちゃ苦しい時間を過ごしました。

きっと私と同じような方もいらしたんでしょうけど、それでもコミュニケーションをしっかり取られてて、尊敬の念でいっぱいです。この短期間で形になったのも多田さんの舵取りはもちろん、聡明な共演者の皆さんのおかげです。そのうえ舞台上輝く皆さんが美しく、間近で見られて、一緒に出来て幸せでした。ありがとうございました。

個人的エモ写真。

毎回稽古の帰りは駅まで三重県文化会館の方が送迎してくださいました。

完全に運動の許容量を超えた私の身体が最後まで駆け抜けられたのはスタッフの皆さんの手厚いサポートのおかげです。ありがとうございました。


劇団ver.は三重の千穐楽に拝見しました。(自分らのことが終わらないと影響されそうで怖くて観れなかった)ここまで自分たちのバージョンと違うものか、と衝撃を受けながら最後には涙でマスクをびしょびしょにしながら観ていました。

それぞれの人が”ここに来た理由”を感じさせる演技で、現実への絶望や生きることへの渇望が見えてすばらしかったです。

劇団ver.と現地ver.とをクリエイションする理由も感じて「多田さんすげぇ…」と感嘆するばかりでした。こういう言葉にならない感情の動きをどうやって見つけるのだろう。


長いようで短かった宴が終わり、愛知に帰ってきたわけですが、身体的ダメージが大きすぎて未だにヨタヨタ歩いています笑 両足が腫れてるのかむくんでるのか、パンパンです。

この痛みすら消えてしまうのが惜しいくらい楽しい時間でした。

自殺する気はサラサラないけど、死が近づいてきたらこんな風に飲んで騒いで笑いながら死にたい。長期的に見て、人生全体をそう彩れるように頑張ろうと思います。


 

これからの活動ですが

直近は8月13日~14日に国際芸術祭あいち2022のコンサート「ユーロペラ3&4」にパフォーマーとして出演。

チケット、追加販売されてるみたいです。現代音楽のコンサートで、蓄音機を操ります。

いろいろ初めてなのでドキドキしてます。


8月21日(日)には長久手市文化の家にて対話型鑑賞の講座が始まります。

なんと私がファシリテーターです。

作品のいろんな見方を聞いて、話して、認めて。見識を広げようという鑑賞法「対話型鑑賞」をみんなでやってみよう、という講座です。


9月1日(木)~4日(日)はオイスターズ「劇玉Ⅴ」

「虚飾なく」という作品に出演します。

チケットバック制なので、お決まりの方は以下のURLからご予約いただけると嬉しいです。



この辺からはまた改めてご案内しますね。

いよいよ夏本番で今年も暑くなりそうですがどうかご自愛くださいね。

私もしばらくひたすら休みます笑

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