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執筆者の写真藤島えり子

2022年を振り返ってみる

毎年毎年あっという間に1年が過ぎますが、

今年は9月に家を買ったりなんぞしてしまいまして、生活が少し変わりました。

長久手市民から名古屋市民になりまして、今まで(1K)に比べると広い家に(3LDK)なったので、いろんな人が遊びに、演劇人が名古屋にクリエイションしに来てくれたりなんかしたら最高~という想いですので、よかったら気軽にお声掛けください。



 


さて2022年に関わった作品の振り返りをしてみようと思います。

今年は演劇公演5本、アウトリーチ1本、学校でのレクチャ1本、映像1本、音楽作品1本、美術作品1本の出演と、えんげきリビング1回、対話型鑑賞ワークショップ3回と

演劇だけに留まらず、様々なことに関わらせていただいた1年でした。ありがたい。

それぞれちょっとずつ触れたいと思います。



 


まずは対話型鑑賞ワークショップ。

これは長久手市文化の家で創造スタッフをしていた頃から文化の家で取り組ませていただいたもので、美術分野のワークショップでした。

簡単に言うと、ひとつの作品を大勢で見て意見を交わし、作品の可能性を探ったり、自分の感性を確認したりする対話の場をつくるファシリテーターを務めていました。

文化の家でのファシリテーターは一区切り。ありがとうございました。

このワークショップはコミュニティでのアイスブレイクや、クリエイションへの刺激になりうると思っているので、これからも勉強して、展開する場を広げたいと思っています。



 


つづいて「えんげきリビング」。

これはもう、本当後半1回くらいやりたかったのですが、結局5月に1回やっただけでした。

来年はなんとか2回開催したいです。みんなでただ台本を読む楽しさももちろんですが、集まって交流が生まれる場は継続していきたいです。



 


そして出演した作品を上演順(公開順)に振り返ります。


1月

てんぷくプロ「超立体朗読劇 深夜の市長」











ただの朗読劇じゃない、”超立体”朗読劇。舞台美術が変幻自在。作品を面白くするためにアトリエの壁もぶち抜く大先輩方。私も紙芝居や幕絵を描いたり、みんなで演技だけでなく、たくさんのものをつくった公演でした。




3月には

劇団蒼天の猫標識 道草Route4「夫のオリカタ」。

濃密3人芝居。空宙空地さんで何度もお世話になってますが、おぐりさんとがっつり絡むのは初めてでして。その熱量に圧倒された作品でした。兄役の後藤くんは何度も共演しつつも未だ絡んだことがなく、2023年は後藤くん所属の電光石火一発座さんにお世話になりますが、やはり絡まないのです。私みたいにほとんど主役をやらない役者は、こういうことって結構あります。





7月は初めて京都の劇団にお邪魔しました。

下鴨車窓「漂着(kitchen)」。

めずらしく一番賑やかな役回りをいただきまして、この左の写真なんか田宮くん最高ですね。私も何気に宙に浮いています。コロナ禍に入り、ここまで大人数での公演は久しぶりでした。バッチリ人見知りしつつも、とても楽しく、嬉しかったです。

多くがオーディションで集まったメンバーだったので新たな出会いも多く、その分色んな役者さんがいて、とても勉強になりました。関西の層の厚さ、スゴイ。





8月も県外での公演でした。

東京デスロック「再生(現地ver.)」。

三重県文化会館・北九州芸術劇場・長久手市文化の家が連携した企画で、東京デスロックver.の「再生」と、各地のオーディションで選ばれたメンバー現地ver.の「再生」を上演しました。私は三重の現地ver.に出演しました。

正直ここまで身体がボロボロになった公演は初めてで、終わった後2週間まともに歩けないくらいで身体性の大切さを痛感しました。それと女性だけのキャストっていうのも新鮮で。

いつまでも若手ヅラしていられないな…というのも痛感いたしました。



 


なんだか結構長くなってしまいそうなので、一度締めます。



後半につづく!

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